国の原子力規制委員会は、24日から泊原発3号機の再稼働の審査の一環として現地調査に入り、25日は火砕流堆積物分布調査などを行いました。
泊原発3号機の再稼働審査のため現地調査に入っているのは、原子力規制委員会の火山などを専門とする委員らです。24日は泊原発の敷地内や周辺の断層などを確認し、2日目の25日は、およそ11万年前に洞爺湖周辺で発生した巨大噴火による火砕流堆積物の分布調査やボーリングコアの観察が行われました。
原子力規制委員会は10月4日の審査会合で、火山対策に関する北電の説明について「おおむね妥当」との評価をしています。
原子力規制委山岡耕春委員
「基本的に大事なところはクリアされたと思っている。現場で確認できることは確認したというのがきょうの成果」
【HTB北海道テレビ】