東北電力は、東通原発の再稼働に必要な安全対策工事を完了する時期について現在、目標としている2024年度中を延期する方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。
複数の関係者によりますと、東北電力は現在、東通原発を2024年度に安全対策工事を完了させたあと、準備が整った段階で速やかに再稼働を目指すとしていますが、工事の完了時期を延期する方針を固めたということです。
工事の完了延期を含めた今後の対応方針について、東北電力は来週月曜日・22日に県と東通村へ説明することで調整しています。
東通原発は2011年2月の定期検査から運転停止が続き、再稼働に必要な国の適合審査が長期化しています。【青森テレビ】