福島第一原発での燃料デブリの試験的取り出しの延期について、東京電力は原子力規制委員会に計画の変更を届け出た。
福島第一原発2号機での燃料デブリの試験的な取り出しは、格納容器の内部に繋がる穴に溶け固まったケーブルなどが詰まり、ロボットが通れないことなどから年度内の着手が断念されていた。
東京電力は2月16日付で「作業の着手を10月末までに延期すること」「当初のロボットではなく新たな形のロボットを作ること」など、作業計画の変更を原子力規制委員会に申請した。
燃料デブリの試験的取り出しは、これで3度目の延期となっている。【福島テレビ】