処理水の海洋放出を巡って、県内の漁業者などが国と東京電力を相手取り、放出の差し止めを求めた集団訴訟で、第2次提訴です。
第2次提訴の原告団は漁業者を含む県内外の212人で、9月の第1次提訴と合わせ、原告団は363人となりました。
原告団は国に対し、海洋放出に関わる実施計画の変更認可と、設備の使用前検査の合格処分の取り消しを求め、東京電力には放出の差し止めを求めています。
原告弁護団は、第1次提訴について裁判所から不当に高額な手数料を求められ、審理の開始に遅れが生じているとも主張していて、11月16日に裁判所と直接面談を行うとしています。【福島放送】