島根原子力発電所2号機の再稼働に向け搬入された新燃料の検査について、中国電力は、3日までに検査を終えました。特に不備などはなかったということです。
松江市鹿島町にある中国電力島根原子力発電所は、2号機が2024年8月の再稼働を目指していて、9月22日に新燃料90体が、茨城県内の製造会社から搬入されました。
細い燃料棒を束ねた新燃料は、検査台にセットされ、腐食の原因となる傷や歪みがないかなど、中国電力と製造会社の担当者が検査にあたっていました。
こうした検査は、3日まで続き、中国電力によりますと、特に問題はなかったということです。
合金製のケースに収めた新燃料は、2号機構内の貯蔵庫に一時保管され、2024年6月にはこの一部を既存の燃料と共に原子炉に挿入、再稼働の際に使用するということです。【TBS】