この夏の電力の需給。関西では比較的余裕がありそうです。
関西電力送配電は6月13日、この夏の関西エリアでの電力需給について“去年夏ほどひっ迫することはなく、安定供給を維持できる見込みだ”と明らかにしました。電力の需給状況を示す「広域予備率」という指標では、3%を下回ると安定供給が危うくなるとされていますが、今年7月は9.8%、8月は11.9%となる見通しだということです。
関電の稼働中の原発が増えていることなどが要因で、高浜原発1号機・2号機が仮にこの夏に再稼働すれば、より余裕が出てくることになります。
こうした状況を受け、公式の節電要請は行われない見込みですが、関西電力送配電は効率的な電気の利用を引き続き呼びかけています。
【MBSニュース】