関西電力が再稼働に向けた準備を進めている高浜原子力発電所の1号機と2号機について、反原発の活動を行っているグループは、7日、高浜町に対し、再稼働へ反対する申し入れをおこないました。
申し入れをおこなったのは、主に京都府などの関西圏や、福井県の住民でつくる団体です。
7日午後、高浜町役場前に約50人が集まり、「老朽原発動かすな」などと書かれたのぼりや横断幕を掲げ、シュプレヒコールをあげました。
このあとメンバーの代表が役場に向かい、美浜原発3号機に次いで40年を超えた運転を目指す高浜原発1、2号機について、町が行った再稼働への同意の取り消しなどを求める申し入れ書を、町の職員に手渡しました。
申し入れをおこなった団体の木原壯林さんは「高浜町長が再稼働に同意して以降も、関西電力では施設のトラブルや不祥事が多発している。高浜町を含め全国で、原発に頼らない再生可能エネルギーを活用していって欲しい」と話していました。【NHK】