審査会合は3日、石川県の志賀原発の敷地内を通る10本の断層が「活断層でない」とする北陸電力の主張について、おおむね妥当と判断しました。今回の結果を受けて、20年以上にわたり反原発の活動に取り組む志賀町の堂下健一町議は…
「1つハードルを越えたという意味においては、ちょっと残念な気持ちはある。まだまだ敷地外にも断層はあるから、それが解決しない限り敷地内だけは良くても敷地外から、色々な地震で崩れた場合(敷地の)中に影響はないかと言ったら、あると思うので。乗り越えなければならない課題は多いと思っている」
また、志賀町の小泉勝町長は「町としては今後動向を注視していくが、北陸電力には今まで以上に丁寧な説明や、地域住民の安心と信頼の確保に努めるよう求めていきたい」とコメントを発表しました。
また、馳知事は…
「長い長い道のりのひとだんらく、ひと区切りがついたと思っている。しかしながら、再稼働に向けてはまだまだ審査が続くので、丁寧に迅速に、そして厳格に行っていただきたい。経産省、資源エネルギー庁、そして原子力規制委員会、それぞれのステークホルダーに申し上げたい」
【北陸放送】