九州電力の池辺和弘社長は、27日塩田知事との会談後に取材に応じ、政府が原発の運転期間を60年以上に延長可能とした基本方針について「今の段階では現在の制度の下で60年運転の許可を得たい」との考えを述べました。
政府が22日、原発の運転期間を60年以上に延長可能とする基本方針を決めたことについて九州電力の池辺社長は県庁で次のように述べました。
池辺社長「まだこれはきちんとした法律になっていないし、今の段階では現在の制度の下で40年を超えて60年運転を許可を得たい」
また、池辺社長は、再来年と2025年に40年の運転期限を迎える川内原発1、2号機の運転期間20年延長の申請について、塩田知事に改めて説明しました。
九州電力池辺和弘社長「60年時点でも問題なく運転を継続できることを確認したことから、運転期間延長認可にかかる申請を行った」
これに対し塩田知事は、九電に県の専門委員会の運転延長の検証作業への協力を求めました。
27日、鹿児島県内では新たに3023人の新型コロナウイルス感染と感染者2人の死亡が発表されました。
新たに感染が発表されたのは3023人で、1日あたりの感染者数が3000人を超えたのは今年8月31日以来およそ4カ月ぶりです。
先週の火曜日より875人増えていて、23日連続で前の週の同じ曜日を上回っています。また、感染者2人の死亡も発表されました。
【鹿児島テレビ】