6月に再稼働したもののテロ対策工事の遅れから10月に再び運転を停止する美浜原発3号機について、関西電力は2日、2022年9月までに対策工事を終え、同10月に運転を再開するスケジュールを明らかにした。(8月2日)
美浜3号機は東京電力福島第一原発事故の後にできた新しい規制基準の下では、全国で初めて運転開始から40年を超えて6月に再稼働し、7月に営業運転に入ったものの、テロ対策工事の遅れから10月23日に再び運転を停止することになっている。
一方、高浜原発1・2号機のテロ対策工事について関西電力は、2023年5月に終了し、1号機を同年6月に、2号機を同年7月にそれぞれ再稼働することも発表した。1・2号機はいずれも運転開始から40年が経過しており、再稼働すれば12年ぶりの運転となる。【福井放送】