美浜町議会は美浜原発3号機の再稼働に同意したものの進展がないとして、関西電力に対し中間貯蔵施設の候補地選定などを急ぐよう要請した。(1月27日)
運転が40年を超えた原発の再稼働をめぐっては、県が議論の前提条件として使用済み核燃料の中間貯蔵施設の候補地を示すよう求めているが、関西電力は明確な回答をしていない。
美浜町議会の竹仲良廣議長らは27日、関西電力の松村孝夫原子力事業本部長に要請書を手渡した。
要請書では、美浜原発3号機の再稼働に同意したものの、その後の進展がないことを指摘したもので、関西電力は「しっかり検討を進め、早急に回答したい」と答えるにとどまった。【福井放送】