原子力規制委員会の更田豊志委員長は東京電力が東海第二原発の再稼働に必要な資金支援を行わない場合、「しかるべき対処が必要になる」と述べました。
原子力規制委員会・更田豊志委員長:「東京電力が、明確な表明をして(東海第二原発に)支援を行わないということになれば、これはしかるべき対処が必要になるだろうと思います」
東電は去年4月、日本原電に対する巨額の資金支援を決め、東海第二原発が安全審査に合格する手助けをしました。しかし、東電は支援の具体的な内容を決めておらず、16日になって原電を支援しない可能性もあるとの見解を示しました。更田委員長は、東電が支援しなければ原電の財政的な基盤が変わるので規制委として何らかの対処をする考えを示しました。【テレビ朝日】