泊原発の敷地の地下にある断層は、地震が起こる可能性のある活断層なのでしょうか?
北電は、さらに調査をして、活断層ではないと主張する方針です。
泊原発の1号機付近にある「F‐1」と呼ばれる断層。
原子力規制委員会は前回の審査会合で「活断層であることを否定できない」と指摘しました。
F‐1断層を活断層と認めれば、北電は泊原発で大幅な追加耐震工事が迫れらることになり、泊原発の再稼働はさらに遠のくこととなります。
北電は規制委員会の重い指摘を受け入れるのか。
26日、東京で開かれた原子力規制委員会の審査会合で、北電はF‐1断層ついてはボーリング調査など追加の調査を行い、今年秋までに改めて見解を示す方針を示しました。
「あらためて追加調査をして、データを拡充したうえで判断することになるが、まずは活断層ではないということを示すべく調査を進めていきたい」(北電・魚住元常務)
活断層ではない証拠を探すため、これまで何度も繰り返されてきた北電のボーリング調査。
規制委員会の委員は、追加調査のスケジュールを早期に示すよう指摘しました。【北海道放送】